38憶円の音色とは!

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みなさんは先月放送された「芸能人格付けチェック2020」はご覧いただけたでしょうか?

今回はバイオリンはストラディバリウス(ファルモス)、ガルネリ・デル・ジェス(クラスナー)、ビオラはマッテオ・ゴフリラー、チェロはジョセフ・ガルネリの計4挺の名器が並びました。

先日、父が運営する「Caporale&Ochando fine violins」が楽器提供したため、少しお手伝いさせて頂きました!

4挺の合計が35憶、、、、皆様は当てることが出来ましたでしょうか?

ただテレビの音からは確かに難しいとは思いますが、それ以上に、比較している楽器も職人によるハンドメイドの楽器になります。

その比較している楽器も、職人さんが良い音が出るように楽器を製作しております。

そのため、比較している楽器たちはとてもバランスの良い音色が出て、確かに価格差はとてもありますが、職人さんの楽器も1挺100万円以上が一般的です。

なので比較するバイオリンも良い楽器なので、毎年格付けチェックは私たち業界人からしても難しいと思われます。

確かにストラドなどの音は素晴らしくある程度癖があります。基本一般的に聴く立場からしたら良い音に聞こえるのは職人さんが製作した外れの方を選びがちです。

格付けチェックの際は音に少し癖を感じる方の楽器を選ぶと当たるかもしれません!

ストラドなどの名器は確かに音としての価値も御座いますが、それ以上に骨董品としての価値の方がとても高いです。

楽器は購入する際は値段ではなく、音で選ぶと思いますので、いくら値段が高いものが良いとは限りません。

それは骨董品としての価値として高いというものが沢山世にはございます。

ぜひ、楽器を選ぶ際は自分が気に入った音が出る楽器を選んでいただけると幸いです!

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