先日、名古屋の方へ出張に行って参りました。
写真は都合上バイオリンの写真が載せられず、ご飯の写真しか載せられませんでした。笑
今回は日本のバイオリンと言えば「鈴木バイオリン」という現在でも有名な会社がございます。
その製作地は名古屋になります!今回の出張では伺う事は出来ませんでしたが…少し鈴木バイオリンや工場製のバイオリンについてお話したいと思います。
鈴木バイオリンは日本で最初にバイオリンを発したと言っても過言ではありません。
鈴木バイオリンは日本の中でもとても安価にバイオリンを購入することが出来ます。
でもなぜ、製作者が一本200時間以上かけて出来上がるバイオリンがあんなに安価でできるのか。
確かに工場、機械で出来る作業はもちろんあります。しかしバイオリンの作業においてどうしても手作業でしなければならない部分もございます。
手作業の部分を数多くの従業員を雇い、パーツごとのパートに分けることで効率良く製作することが出来ます。
しかし、そのように作ってしまうと一つのバイオリンに対して沢山の人と機械の手が加わり、製作者一人で作る楽器と大きく異なってきます。
製作者が一人で作る場合は、木の厚さや素材、見た目やニスなどかなり職人によってこだわりがあります。
なので、工場で作ってしまうとその全てが統一され、素材によって厚さなど変える職人さんの楽器とは大きく異なります。
現在定価で売られている楽器は
10万円以下はほぼ全て機械で製造されており、価値も上がることは滅多にありません。
30万円程の楽器も日本国内の大手の楽器ショップさんや海外製の大手楽器ショップなどの機械などで作られた楽器。
50万円~70万円程の楽器は、ある程度の楽器職人さんが複数人でパーツごとに製作し、素材もこだわった楽器が多いです。
80万円以上でだいたいの楽器は職人さん個人で作られたものが多く、アマチュアの職人さんからプロの職人さんまで幅広いです。
素材や音にこだわるのであればやはり50万円程のバイオリンでないとはっきり言って価値がほぼありません。
楽器にも本当にピンキリですが、あまりにも安い楽器はかなり雑に作られております…
修理するにも修理代の方が高くなってしまう楽器などございますのでお気をつけて下さい!
名古屋出張とは全く関係のないお話になってしまいましたが、とりあえず名古屋でのご飯はとても美味しかったです!笑