こんな時は楽器を買い替えるタイミング

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体が成長したら

幼い頃から楽器を使用している場合は、体の大きさに合った小さなスケールの楽器から始めるケースが少なくありません。楽器の弾きにくさを感じたら、体の大きさに合う楽器へ買い替えを検討しましょう。特にバイオリンの場合は、体の成長に合わせて買い替える必要があります。

演奏のレベルが上がったら

初心者向けの楽器は、誰が弾いてもある程度の音が鳴る作りになっています。しかし演奏レベルが上がると、出したい音・理想の音が出ないという問題にぶつかります。これが、買い替えのタイミングです。

楽器が老朽化したら

良い楽器は、適切なメンテナンスを続ければ一生使い続けられると言われています。一方、量産楽器は細かな調整が難しく、劣化が避けられません。修理や調整をしても音質の劣化が改善しなくなったら、買い替えを検討しましょう。

弾けなくても手に取ってみよう!試奏からわかること

初めて楽器を購入する時は、「弾けないから」と試奏せず購入する方もいるかもしれません。しかし、弾ける・弾けないにかかわらず実際に手に取ってみることをおすすめします。見た目は同じようなサイズの楽器でも、使用している素材が異なれば重さに違いが出ます。

持っているだけで疲れてしまうような楽器を弾きこなすのは難しいでしょう。また工場生産の同じ型式の楽器でも個体差があるため、手や体にフィットする楽器を選ぶことが大切です。

楽器が演奏できる場合は、ワンフレーズでも弾いてみるといいでしょう。初心者の方でも、基本となる1音でも鳴らしてみることをおすすめします。何種類か同じ音を鳴らしてみると、好みの音が見つかるかもしれません。

そうは言っても、楽器店での試奏は時間が限られますし、人の目も気になります。機材を繋げて試したい場合もあるでしょう。そんな時は楽器のリースがおすすめです。

楽器をリースすれば、ご自宅で誰の目も気にせず思う存分試奏できますし、手持ちの機材との相性も確認可能です。出品者の了承が得られれば、試奏で気に入った楽器をそのまま購入することもできます。

楽器の買い替えを検討している方はぜひ試奏をして、自分に合った理想の楽器を見つけてください。ご自身の手にフィットする楽器、好みの音が鳴る楽器を持てば、楽器演奏を趣味として長く続けられることでしょう。

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